Товч агуулга:本には統治権の根本的なあり方にかんする主権原理論(「国民主権」や「人民主権」についての橋 討)、それと密接に関係する統治権の権利主体(所有者)としての国家の概念、国民代表制論、地方自治権論など、憲 法的国家論と総括しうる、その基本的諸問題であった。これらの諸問題と、歴史の各段階で、各階級・各階層がもっ とも自覚的、精力的な取組みをしてきたのは、おそらくフランスであった。そこでは、歴史の各段階における憲法的 国家論の基本的諸問題への諸対応がもっとも鮮明に提示されている。